概算の重要性

 大きな話ができる人 via レジデント初期研修用資料

 

読んで思ったことつらつらと。

概算ができることと、さらにそれを共有の意識として他者に伝達できる能力がないと大きな仕事には取り組めない。

これは現在抱えている仕事の大きさよりも大きな仕事をする上では大小に拘わらず当てはまるように思える。

たとえば今、自分自身で会社における新規事業を立ち上げる準備をしている。

まだ収支のバランス取りをどのように行うかの検討をしている段階なのでGOサインを出すかどうかはわからない。
ただし、自分自身での概算ではおそらくかなり勝ち目の大きい話であろうことが予想されている。

しかし、なかなかその概算は受け入れられない。
なぜなら、私以外の人間にはその概算が共有されていない。

で、意識の共有を謀るために相手が要求したのはかなり細かく作り込んだ予算の提示。

しかし、おおまかに予算を立てることと、その予算をクリアするように努力する必要はあるにせよ、事細かに経費などを詳らかにする事に意味はあるのかどうか甚だ疑問を浮かべつつ、相手を説得するための方便と割り切ってそれを作成している。

概算をするってことはそういう細かい話はさておき、現状このような状況が広がっていて、そこに潜在するマーケットはこれくらいが予想されている。

で、経費を売上に対して適切にコントロールする様につとめた場合に、これくらいの利益が予想される。

その場合、現在の本業に対するインパクトはこの程度、新規事業が立ちゆかなくなる可能性はこの程度、最悪のシナリオの検討とその回避策なんかを講じる、ってのが概算段階で検討すべき課題で細かい数字の話はあとで良いじゃんと思うんです。

じゃなきゃ手をつけるかつけないかの検討だけで日が暮れてしまう訳で。

 

 

なんか適当にぶちまけたら愚痴だらけだ。

検討段階でぐだぐだ言ってないで交渉開始して案件の細かい話つめさせれー、とそう思う今日この頃。

駄目だったらそれこそ降りりゃ良いんだし、降りるって手札は相手の譲歩を引き出す上では最強の武器たり得るのだから。