ワイヤレス電源って誘導雷の影響受けてしまわないのかしら

インテルが電源コード不要の「ワイヤレス電力」を開発、実演ムービーを公開


これって恐らくは電磁誘導使って電源供給してるんだよね。
磁力線を生じさせるためのコイルとその磁力線受けて誘電効果受けるためのコイルにみえるのだけど。


んで落雷があった場合、強力な磁力線が出来て電磁誘導が起きて付近のケーブルに高圧電流が生じる。
いわゆる誘導雷ってやつだ。
これはコイル状になってないケーブルにまで電磁誘導を引き起こすほどの強力な磁力線である。
ってことはコイル状になってるワイヤレス電源だと危ないんじゃないのだろうかとか危惧してしまう。


さすがに安全性の実験としてそれくらいは検証されているだろうから杞憂なんだろうけど。



ちょっと追記。

IMブログの中の人が盗電し放題じゃないかと危惧していたので盗電もくそもない事をちょっと解説してみよう。
まぁ、そもそも電磁誘導じゃない方法で実現しているとしたら見当違いの可能性もあるが為念。
電源側を親機、電力供給される側を子機として、ムービー見る限りだと親機の真横で子機への電力供給が切れているようだったから多分電磁誘導で間違いないだろうけど。


親機は磁力線を発生させる為に電力を消費する。
子機はその磁力の影響で内部の回路に電流が生じる。
子機への電力供給のために磁力は必要だけど、子機が親機の影響範囲に無くても親機の電力消費量が変化する訳ではない。
つまり子機は電力消費をするわけではない。
ただ磁力の影響で内部に電流が生じているだけ。
親機への電力供給の有無のみが問題ですよと。